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証券化ローンとは?


証券化ローンについて

▽証券化ローンとは?

証券化ローンというのは、平成15年に新設された長期固定型の新型ローンのことをいいます。これは住宅金融公庫商品の受け皿として、住宅金融公庫と民間金融機関との提携によって実現したものです。

これにより、それまでは民間金融機関では将来の金利上昇のリスクがあるため、長期の固定型のローンを出すのが難しかったのですが、機関投資家に金利変動リスクを転嫁することによって、35年間固定でかつ低金利のフラット35が誕生しました。

現在では240社以上の金融機関で取り扱われています。

▽証券化ローンの仕組みは?

金融公庫が民間金融機関が融資する住宅ローン債権を買い取ります。そして、それを証券化して市場で投資家に転売するという仕組みになっています。

関連トピック

証券化ローンと顧客の利点について

証券化ローンには、融資を受ける顧客にとって以下のようなメリット・デメリットがありますので、利用に当たってはそれらをよく吟味しながら検討するとよいと思われます。

▽証券化ローンのメリットは?

金利上昇リスクの投資家への転嫁
証券化ローンは、金融機関が販売した住宅ローンを公庫が買い取り、それを有価証券化して投資家に販売するので、その後金利が上昇した際のリスクは投資家が負うことになります。

これにより、金融機関は長期固定かつ低金利の資金調達が行えるようになるわけですが、同時に融資を受ける顧客側も、長期固定で比較的低金利での借入れをすることができます。

保証料が不要
証券化ローンの場合は、銀行のローンなどとは違い、保証会社と保証契約を締結する必要はありませんので、保証料の支払いが不要になっています。

これについては、公庫が流動性や債権の格付けに関連する信用リスクを負いますが、投資家は繰上償還リスクや金利上昇リスクを負うだけでなく、元利金の返済が遅延した際のリスクも負っていることが背景にあります。

繰上返済手数料や事務手数料が安い
金融機関は公庫の証券化ローンを販売すると一定のサービシングフィーを得られることや、公庫が金融機関に元利金回収管理の委託をしていることから、繰上返済手数料や事務手数料などの経費が安く抑えられるようになっています。

▽証券化ローンのデメリットは?

証券化ローンには融資を受ける顧客にとって次のようなデメリットがあります。
●団体信用保険に別途保険料を支払い加入しなければならない。
●融資物件の価格や融資額に上限がある。
●金利が市場で流通している10年物国債の水準を基に決められているので、変動金利より高めである。


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